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【4月トークイベント】日本で初めてのレズビアン・レポート「女を愛する女たちの物語」の物語 トークゲスト:沢部ひとみさん


開催日:2018.04.27


春をきっかけに生活が新しくなる方もたくさんいらっしゃると思います。うずうずするような、むずむずするような、新しい季節。ラブピースクラブも楽しい企画を色々考えていますよ!

さてみなさんは、1987年に出版された別冊宝島「女を愛する女たちの物語」をご存知でしょうか。これは、日本で初めて! 差別的でない、エロでもない、女性を愛する女性たちが自分自身の言葉で自分たちのことを語った本なのです。

ラブピースクラブの4月のワークショップでは、この本を企画編集した沢部ひとみさんをお招きして、この本の出版までにいたる“「女を愛する女たちの物語」の物語“を伺っていきます。

30年以上前の「女を愛する女たちの物語」は今、読んでも、全く色あせてない思いが込められています。女性たち一人一人の人生の物語はもちろんのこと、レズビアンのサークル情報や、日本や世界のレズビアンカルチャーの歴史や今など、“決して表にならない”“当事者が語らなければ消えてしまう事実”がぎっしりと詰まった熱い本なのです。

「女として生きるということ、さらにレズビアンとして生きるということは二重に言葉を奪われること」沢部ひとみさんはそう仰います。 誰かに語られるのではなく、自分たちが語る。でも自分の言葉で自分を語ることは、女にとって、そしてレズビアンにとっては非常に難しい。なぜなら、この社会は、“私たちの言葉を奪ってきた”のだから。 だけれど、まず語ることが最初の一歩。つながること、知ることが私たちの力になる! そんなことを再認識するような、そんなワークショップになるはず。 ぜひみなさん、来てくださいね!



 


【トークゲスト】 沢部ひとみ


1952年静岡県生まれ。早稲田大学卒業後、公立学校教員をへてライターとなる。人物ノンフィクションを中心に執筆。 代表作に『百合子、ダスヴィダーニヤ ―湯浅芳子の青春―』(文藝春秋・学陽書房女性文庫)、『評論なんかこわくない』(飛鳥新社)がある。 2007年からパフスクールを主宰。ジェンダーやセクシュアリティ、マイノリティの視点に立ち、生きる知恵と勇気を共有し、学び合う場を提供している。現在は「再出発のための自分史」講座や、コミュニケーション力を高めるアサーティブ・トレーニングにも取り組んでいる。

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